J=ホーガン氏は、日経サイエンス1997年8月号で安楽死は必要かどうかに言及されています。
現代医療の高度な発展により、死にゆくプロセスが引き延ばされたことにより、アメリカの全死者250万人の約2/3が心臓病やガンなどでさんざん苦しんだ後なくなっていく状況を生んでいると言われます。こうした状況下で、アメリカ国民の間で安楽死論議が加熱するのは、理解できるでしょう。世論調査によると、アメリカ人の大部分は、現在主治医が致死量の薬物を処方することが必要である(患者の権利である)と考えているようです。
マスコミが安楽死騒動を繰り広げる裏で、医師側も安楽死に対する対応が求められているようで、次のような文章を作成している段階です。
身体面,精神面の苦痛にもっと積極的に対応すること,オピオイド(麻薬)の使用に対する抵抗感を減らしていくこと,ターミナル患者のニーズについて医療者や市民向けの教育を行うこと,治療よりも安らぎに重点をおくホスピスの利用を促すことなどである。(本文より抜粋)
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