生物学的な特徴や性格は、親から子、そして孫へと伝わる。この現象を成り立たせるものを遺伝(Heredity)という。
そして、遺伝のメカニズムを調べる学問を遺伝学(Genetics)という。また、親から子、そして孫へと代々に伝わる特徴のことを遺伝情報とよび、この情報を伝える一つの単位を遺伝子(Gene)と呼ぶ。
遺伝子は、どのようなタンパク質をどれくらいの量だけをつくるかを指定し、このタンパク質が生物を特徴付けている。
生物学的な特徴というものには、肉体的な特徴として、顔の色、目の色、皮膚の色、背の高さ、体力・・・・、精神的な特徴としては積極的、消極的、陽気、陰気、気が長い、気が短い・・・。
ただし、これらの特徴はすべてに対して遺伝ということはできなく、育ってきた環境によっても左右される場合がある。たとえば、子供の行動が母親の行動に似るのは、遺伝のせいということもできますが、普段子供が親の行動を見て真似るからだともいうことができる。また、言葉が使えるのはこれは完全に遺伝ではなく、まわりの環境や教育によるものである。