
ヒトゲノム計画を最初に思いついたのは、1984年当時カリフォルニア大学サンタクルーズ校の学長だったR. シンスハイマー博士である。シンスハイマー博士は翌年アメリカでヒトゲノム計画に着いての初の会合を開催、以後さまざまな会議、議論を経て1989年、とうとう1億ドル(100 億円)の予算でアメリカの国立保健研究所(NIH)を中心としたヒトゲノム計画がスタートした。そしてさらに1年間の準備期間を経て、1990 年、いよいよ本格的に国際的なプロジェクトとしての活動が始まった。
ヒトゲノム計画−主な出来事
| 1984 | アメリカ カリフォルニア大学サンタクルーズ校学長、R.シンスハイマー博士がヒトゲノム計画を発案 |
| 1985 | 初のヒトゲノムの配列解析についての会合がシンスハイマー博士によって開催 |
| 1988 | ヒトゲノム研究者によってつくられた国際組織、HUGO(ヒトゲノム解析機構)が創設 |
| 1990 | ヒトゲノム計画が15年を目標とし、正式にスタート |
| 1994 | 目標より一年早く、遺伝子地図が完成 |
| 1995 | 第3、11、12、16、19、22番染色体の解析 初めて(ウィルス性でない)生物のゲノム一体を完全に解析−インフルエンザ菌 |
| 1997 | X染色体と第7染色体の解析終了 |
| 1998 | ヒトゲノム計画目標年数の短縮 |
| 2000 | おおざっぱなヒトゲノム解析終了予定 |
| 2003 | ヒトゲノム解析終了予定 |