現在発見されている遺伝子

研究者たちは毎日いくつもの遺伝子を発見し、その数は1998年までに3万に達した。これまでに明らかになったヒト遺伝子の働きは以下のようになっている。

円グラフ−遺伝子の役割の割合

一番割合の高いものは、遺伝子とタンパク質の発現にかかわる遺伝子で、22%を占める。すなわち、タンパク質のアミノ酸配列を命令する遺伝子、どの遺伝子が転写されるべきかを決める、遺伝子、mRNAからの翻訳をコントロールする遺伝子である。
次に、代謝の遺伝子で17%。食べ物を分解してエネルギーやからだの建築材料にするための酵素をコードする遺伝子である。第3位は、細胞と細胞との間を行ったり来りするホルモンをコントロールする遺伝子で12%、同じく第3位は免疫とからだの恒常性(ホメオスタシスといい、体温、汗、血液の量などをコントロールして生物を生き長らえさせるしくみ)を維持するタンパク質の遺伝子で、12%。そして次には細胞の建築材料や細胞を動かすための遺伝子で8%。 このなかにはその遺伝子によって病気になる、あるいは病気にかかりやすくなる、といった遺伝子もたくさん含まれている。


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